Oil Seales
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189PC、スマートフォンからWEBカタログもご覧いただけます。 http://www.snos.jp/3. 用途 Xリングは、運動用および固定用シールとして使用できます。また、内径、外径シールの両方に使えます。● 運動用シール往復運動するピストン、ロッド、プランジャなど。揺動、回転及び螺旋運動する軸、スピンドルなど。● 固定用シールブシュ、フランジ、カバーなどの半径方向および軸方向シールシール例をFig.3に示します。4. 仕様● 流体 圧縮空気、ガス、油、水、薬液等● 圧力 最高約40MPa(運動用は15MPa) (PTFEバックアップリング使用の場合)● 速度 最高約0.5m/s (往復運動)● 温度 約−54℃~200℃ (Xリングのゴムの材質による)● 材質 材質は使用流体、温度を考慮して決めて下さい。硬度は圧力およびシールすべきすきまの大小に関係します。 表Ⅱの最大直径すきまは硬度70°が基準になっています。これよりすきまが大きくなる時は、バックアップリングを入れるか、または硬度を高くする必要があります。5. 設計〈サイズの選定〉 シールする内径あるいはロッドの外径がわかれば、次の条件を適用して、最も適当なサイズのXリングが選べます。● 外径シールの場合Xリングの外径は、対応するみぞの内径と同じにするかあるいは最高2%より小さくすると、Xリングは、みぞ内でわずかにしめ代が生じるので、倒れが防止できます。● 内径シールの場合Xリングの内径は、対応するロッド外径と同じにするかあるいは約0.2~0.3mmより大きくするか又は、対応する軸の直径よりも約1%大きくします。この場合には、リングの組付けはさらに容易になり、また寿命も延びます。● 固定用シールと運動用シール 固定用シールの場合は、断面が比較的小さいリングで十分ですが、運動用シールの場合は、より大きい断面のリングを選んで下さい。断面積が大きなXリングを取り付けた場合、次の点が有利になります。 摩耗がより少なく、許容公差範囲がより広くなる。圧縮ひずみがより小さく、そして、シール性がよりよくなる。 表Ⅲは、Xリング運動用で用いる時の適切な寸法です。〈みぞの設計〉 Xリングは、長方形のみぞに取り付け、みぞの側面の最大許容角度は、5度です。みぞの底面はアールを付け、また、挿入口部は糸面取り、またはアール取りします。 シール部は下記の表面あらさに仕上げて、みぞ幅は寸法表に従って決めて下さい。 Xリングのシール効果および寿命は、封止を行うべき接触面で決まります。すなわち、接触面のあらさを小さくして接触面積を大きくすることが大切です。 シリンダの内面 Ra=0.2~0.6μm (JIS=0.8~3.2μm) ロッド/軸 Ra=0.2~0.6μm (JIS=0.8~3.2μm) みぞの底面および側面 動圧あるいは脈動圧 Ra≦1~2.5μm (JIS=6~10μm) 静圧 Ra≦1~4μm JIS=6~16μmXリング
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